旧西尾邸の見学。 (10/13)
以前から申し込んでいた「旧西尾邸」の見学でした。
「神戸迎賓館須磨離宮」内のレストランとして再生された洋館です。
大正9年に貿易商 西尾氏の邸宅として建設されました。
総工費 20万 ⇒ 今の50億円
建設期間 3年半
地下1階 地上4階
1階だけで100坪 全300坪
設計者は設楽貞雄(したらさだお)で、この人は あの通天閣の設計者だそうです。
玄関は車寄せから入ってこの階段を上がる。
これは階段室。
ステンドグラスの窓が美しい!
おどり場に1本の木から作った休憩用のいすがあります。
これは客間の暖炉。
暖炉は各室にあります。
この建物の特徴のひとつは、長い間 閉鎖されていたためその時代の物が残っていて、特にステンドグラスは全部オリジナル。
しかも外国製ではなく、設計者が特別注文して作らせたもの。
再生にあたり、金額的な都合もあって、窓や床、壁板などもほとんどオリジナルのままだそうです。
現地での講師は建築史家の川島智生氏、とてもきめ細かな説明をしていただきました。
しばらくぶりの洋風建築見学、とても勉強になりました。
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