初めてのお茶事 （おちゃじ） ！ （03/24）
だんだん暖かくなって、嬉しい季節に突入かな？
先日は、初めてお茶事に参加しました。
お茶事というのは、簡単に言うとお茶のフルコース。
前半は懐石料理とお茶菓子をいただき、
後半は、濃茶 （コイチャ）と薄茶（ウスチャ） をいただきます。
濃茶 抹茶を濃く練ります。 どろどろとペンキみたいな感じ。
一碗を数人で廻しのみします。各人一枚の茶巾できれいに拭ききよめます。
（写真はすべてｎｅｔから）
薄茶 かなり薄く、しゃかしゃかと茶筅で細かい泡をたてます。
一碗 一人でのみます。
全部で４～５時間かかります。
本来は亭主 （テイシュ お茶会を催す人） が、すべてを行うのですが、
今回は、先生の茶室で行うので、私たち社中 （シャチュウ） がお点前をしました。
私に割り当てられたのは、濃茶。
長年習ってはいましたが、お茶事で濃茶を点てるのは初体験！
しかも着物を着て。
滅多に経験できることではないので、
そんな機会を与えていただいた事に感謝し、頑張りました。
使った棚は 徒然棚 （ツレヅレダナ）
こんなキレイな棚です。
ひし形で、ひし餅を思い浮かべることから、雛祭りのある３月によく使われます。
お点前は 重ね茶碗といって、９人分を２碗に分けて点てるので、
茶室には茶碗を重ねて運び出します。
まぁ、何とか無事に終了しましたわ。
一緒に参加した友人から、
「着物の女性がお茶を点てる姿って、本当に美しいと思いましたよ」
と言っていただき、やって良かったなぁと思いました。
優しい先生と、楽しい仲間、総合芸術の茶道。
お茶をしていなかったら得られなかった学びがたくさんあります。
これからも修養をつんで、ずっと続けようと、あらためて決心しました。
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