夏川草介の「神様のカルテ」 (10/31)
カーテンの仕事や、セミナーなどで毎日せわしくしていますが、そんな中で2冊の小説を読みました。
一つは 林真理子の 「秋の森の奇跡」
林さんの作品は好きなので いつものように淡々と読みましたが、認知症になりかけの主人公の母親は、
自分の母とオーバーラップするところがあって、身につまされましたわ。
この小説のテ-マは 別の所にあるんですけどね・・・・
もう一つは 夏川草介の 「神様のカルテ」
これにはもう感動しました。
信州の病院のお医者様の話ですが、
・最新医療を学ぶために大学病院に行くか・・・
・そういう病院では受け入れられないガン末期などの人たちの医療に 今のまま従事するか・・・
登場人物がとても個性的で、主人公の夫人のハルさんがとても可愛い。
病は孤独・・・・そんな人たちのためにやはり大学病院には行かない・・・と決心する。
信じられないほどの激務の中で 周りの人たちとの温かい交わり、
一生懸命生きていこうとする姿に感動しました。
毎日をゆっくりじっくり 地味でも 大切に丁寧に生きていこうと思いました。
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