「天満教会」の見学会 2007・12・8 (12/08)
「洋風建築めぐり」の日でした。
今日は 大阪市北区にある「天満教会」です。
1930年完成。 設計、施工は中村鎮(ナカムラ マモル)。
この人は建築家でもあり、施工会社の社長でもあった人です。
教会の正面は、教会には見えない外観を目指したもの。
「これが教会?」って感じです。
でも中は・・・。
正に教会!
ちょうど あちこちでクリスマスの飾りつけの最中でした。
祭壇もきれい!
この頑丈そうな梁が特徴だそうです。
ここで牧師様がお話をされます。
オルガン
これは比較的新しいものでした。
フローリング
これは当時のままだそうです。
別の階では、
ハンドベルの練習。
24日のクリスマスイブに演奏されるのだそうです。
中村鎮の造る建物はみんな中村鎮式ブロック造というもので、中村はこれまでのイメージを変えることを考えていたそうです。
つまり 〜らしからぬ建物 です。
中村は昭和8年に 43歳の若さで亡くなりましたが、大阪では 島之内教会、福岡の警固教会、東京の弓町本郷教会などが現存する建物です。
現地での説明は 前回と同じ 建築史家の川島智生先生でした。
建築めぐりは 仕事にすぐ役立つものではありませんが、私の中で 血となり肉となっていくように感じます。
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